チラシ配りで見かけた手相の話を書きましたが、
また別の日にチラシ配りをしていた時に見かけた露天商のお話も書きたいと思います。
(十数年前のお話です)
その日も小一時間程配っておりましたら、
斜め前の場所に、時計や革小物みたいな物を売っている露天商がおりました(おじさん)
「千円、千円だよー」
お客さんは結構集まっていていました。
よくよく聞いていると、
買おうと商品を渡して、袋に入れて渡す時に、
「6千円です」
って言うんですよ。
千円なはずなのに....。
お客さん、
「えっ?」
そしたらすかさず、商品を見ていたおばさんが、
「そうよねー!この商品なら6千円位するわよね〜」
近くで見ていたメガネのおじさんも、
「そうだよねー。」
。。。。
こんな流れで6千円で買って行く人もいれば、
買うのを辞める人もいる。
これが何回も繰り返されている様子。
なんかおかしい。
と思いましたが、その日はそのまま帰りました。
数日後、同僚とまたチラシを配っていると、また露天商が出ていました。
ふと向かい側の道をみると、先日露天商を見ていたおばさんとメガネおじさんが休憩して
コーヒーを飲んでいる!
休憩が終わると、また露天商のお客さんになって、
「そうよね〜。6千円はするわよね〜。」
いつもいるじゃん!
サクラだ!
これは悪徳商法だ!!
と思い、なにげなく正義感の強い私は、
同僚を引き連れ、駅前の交番に行きました。
お巡りさんに経緯を話し、
見てきてください!
私達が言ったって言わないでくださいね(小心者)
と伝えて戻りました。
その後、見掛ける事はなくなりましたが、
また別の場所でやってると思うと腹が立ちますね〜。
今だったら、TwitterとかSNSにあげられてあっと言う間に拡散ですよね。